ソフトバンクグループ株式会社
9984 / プライム / 事業会社
かんたん解説
ディスクロージャー誌ベース / 2026-07-27 作成機械検算 99%今回の決算でわかったこと
- 税引前利益は61,349.0億円と、前期比+44,302億円の大幅な増加になりました。ただし、その主な中身は、投資ファンド(SVF2)が持つOpenAI株式の値上がり分を利益として計上したもの(SVF事業の投資利益6,638,611百万円、うちOpenAI関連が6,465,523百万円)です。つまり利益の大部分は、まだ売却して現金になったわけではない「評価上の利益」です。
- 一方で、本業の現金収支(営業活動によるキャッシュフロー)は△4,288.3億円の赤字でした。利息の支払額が△8,392.3億円(前期△4,821.1億円)と大きく増えたことなどが響いています。利益は巨額でも、日々の現金の稼ぎで利払いをまかなえていない構造です。
このレポートについて
- 対象期
- ディスクロージャー誌ベース
- 更新日
- 2026/07/28
- 本文の分量
- 1,786字
- 機械検算
- 金額表記 193件中 192件を照合
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FY2026 / 2026-07-27 作成機械検算 99%エグゼクティブサマリ
- 税引前利益61,349.0億円(前期比+44,302億円)の主因はSVF2保有OpenAI株式のレベル3公正価値評価益(SVF事業投資利益6,638,611百万円、うちOpenAI関連6,465,523百万円)であり、利益の大宗は未実現・非現金。営業CFは-4,288.3億円と赤字で、現金の裏付けを欠く。反転リスクは大きい [注記: MD&A / レベル3調整表]。
- 資金構造は「大型投資(OpenAI・Ampere)を上場株資金化+大規模負債調達で賄う」年。有利子負債収入11,948,212百万円、長期借入金の期日別残高「1年超2年以内」が6,000,187百万円へ急増し、2027年3月期は借換ウォールが確実に到来。会社自身が400億米ドルブリッジの長期化を最優先課題と明言 [注記: 有利子負債 / 経営方針]。
- 米ドル建負債エクスポージャー純額は△8,794,509百万円へ拡大(前期△3,259,862百万円)、未ヘッジ変動金利負債の金利+1%感応度は△103,084百万円へ倍増。通貨スワップ・金利スワップ需要が構造的に増加 [注記: 金融商品]。
- 財務制限条項は契約上実在(債務超過禁止・現預金≥12カ月社債償還・上場株価値対比シニア負債70%未満等、対象長期借入金7,172,170百万円)。Arm株価が単一最大の与信ドライバー [注記: 有利子負債(2) / 後発事象]。
事業概要
ソフトバンクグループは「情報革命で人々を幸せに」を経営理念とする戦略的投資持株会社であり、ASI(人工超知能)の実現に向けた投資・事業活動を行う。報告セグメントは当第3四半期のAmpere買収を契機に再編され、当期末現在「持株会社投資事業」(SBG本体・SB Northstar等による投資)、「ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業」(SVF1・SVF2・LatAm)、「ソフトバンク事業」(ソフトバンク㈱・LINEヤフー㈱・PayPay㈱による通信・メディア・金融)、「AIコンピューティング事業」(Arm・Ampere・Graphcore)の4区分である [注記: 事業の内容 / セグメント情報]。外部収益の柱はソフトバンク事業(外部顧客への売上高70,339.7億円)であり、連結損益の変動の柱は投資損益(当期7,286,496百万円)である [セグメント別ファクト / 注記: MD&A]。
財務概況
業績
このレポートについて
- 対象期
- FY2026
- 更新日
- 2026/07/28
- 本文の分量
- 31,803字
- 機械検算
- 金額表記 193件中 192件を照合
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